足と健康

私がリフレクソロジーを始めてから17年、いくつかの医療機関で施術や疼痛改善プログラムを行い今まで1,00000以上の足を見て来ました。体調不良と訴える方には足のトラブルがあることが多くあります。トラブルがある時の対応と予防には色々な方法があり、ご本人の努力も重要になります。足を建物に例えると、足は建物の土台です。普段みなさんが何気なく行なっている動作・・・歩き方や立ち方は想像以上に足や体全体にも影響を与えています。歩き方や立ち方を変えるだけで、色々なことが改善できるのです。トラブルになる箇所を改善し予防していく。インソールは歩行と足の矯正を手助けしてくれます。足と健康について一緒に学び、ご自信や家族の健康を守りましょう!

人間の体を家に例えてみましょう。
人の体が家なら足は家が建つ土台です

足の指が曲がっていたり、閉じていたりするということは土台がゆがんでいたり、小さな土台の上に大きな家が乗っているのと同じ

土台がしっかりしてないと家も倒壊しやすくなります。

人の土台足がゆがんでいても体はバランスをとってどうにか立とうとします。
これが骨盤のゆがみや両肩の高さ、噛み合わせ、脚の長さの違いを生みます。
無理にバランスをとって頑張りすぎると、骨はゆがみ、筋肉は疲労します。
それが肩こり・腰痛・膝痛・顎関節症などに繋がってくるのです。

逆立ちを考えると分かりやすいかも知れません。
指をしっかり広げて伸ばさないと立てません。

足の指も同じです。

家の土台を治せば倒壊する恐れもなく、人間の土台足を広げれば体の不調が消えます。
(出典:「足指を広げなさい」不知火書房)

足から全身に影響するメカニズム

足から全身に影響するメカニズム

中医学おける足の変化は痛みだけではなく内臓までも影響する

経絡と足の指

足の指の2、3本が顎とも関係しています

経絡とは

経絡とは、気血が流れるルートのことで経脈と絡脈が含まれています。経脈は、体を上下に流れる縦の幹線です。絡脈は、経脈の分枝であり、全身に網の目のように縦横に分布しています。

経絡は、臓腑と四肢、関節を連絡し、身体の上下、内外を貫いて気血を体の隅々まで運搬し体に栄養を与えます。主な経絡は12本あります。

経絡を電車の線路に例えれば、線路上の駅をツボといいます。足裏、各指とも経絡があります。

顎の痛みに例え

関連している経絡は『足陽明胃経』
鼻根に起こり下って鼻の外を循り、上歯の中に入り、還り出て唇を循り、ついで下顎下縁を循り、耳前を過ぎ、側頭髪際を循り額顱に至る。その支なるものは、腹中を循り、大腿前外側を下り、膝関節を循り、下腿前外側を下り足の2、3指爪の横まで。

足の2.3指の異常が顎まで影響してしまいます。そして胃にも影響します。

逆に顎の痛みが続くと食欲も下がります。その異常は足の指を観れば分かるということです。